白倉ライスファーム

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八重原米研究会について

信州北御牧産コシヒカリ 八重原米

八重原米とは

産地 特A地区

長野県東御市八重原(旧北御牧村)は米作りに適し、農薬、化学肥料の使用量が非常に少なく、 日本穀物検定協会で特Aにランクされています。 東御市南西にある八重原台地は、のどかないいところです。

土壌 強粘土地帯

粘土は保肥力が大きいため他の地域より化学肥料が少なくてすみ、さらに、有機肥料の効力が長時間維持できます。

土作り 牛糞堆肥

地元の牧草を主に食べている近隣の増田牧場の堆肥に、 我家から出る籾殻、米ぬか、発酵菌のコフナ、キノコかすを混ぜて、1〜2トン散布し、田んぼの稲わらとすき込みます。


用水 八重原用水

蓼科山を源流とし、江戸時代に稲作のためだけに造られ、生活廃水が一切入らない、ミネラルをたっぷり含んだ冷ややか水は、病害虫の発生を防いでいます。

降雨量 800mm

日本国内でも稀にみる降水量の少ない地域です。おかげで、病害虫が出にくく、又、土の中の有機物の溶出が少なくてすんでいます。


標高 680m

コシヒカリ作付けのほぼ限界の標高。おかげでイモチ等の病気やカメムシなどの害虫の被害もほとんどありません。

気温 日格差

昼夜の気温の差が大きいです。 台地特有の気候のおかげで、気温の日格差が大きく冷涼な気候のため、 気温の高い昼間に吸収したデンプンが、気温の低い夜間に実へ運ばれ、米に潤いと粘りとおいしさを与えています。

乾燥 自然乾燥

火力を使わない自然乾燥により、お米にストレスを与えず、品質と食味を保持したまま乾燥することができます。

保管

籾というお米が生きている状態での保管により、お米の品質をできるだけ落とさないようにしています。


土作り

作物を生産するうえで最も重要な土作りに力を入れています。

稲刈り終了後(12月上旬から下旬にかけて)、コンバインで裁断した稲わらを、10aあたり約300kg、近隣の増田牧場より牛糞堆肥を10aあたり1000kg、 また、米ぬか、きのこかす、籾殻を混ぜて約1年間切返しをして十分発酵させてから散布しています。 また、ケイ酸を含む土壌改良剤を10aあたり75kg施用し、田起こしをします。

微生物を高濃度に含んだ堆肥は、耕地の深層において腐植を促進することにより、保肥、保水、通気性が向上し、化学肥料の削減につながっています。


これら土作りの結果として、健全な稲が育つことで、無農薬減化学肥料を実現しています。 また、地域の畜産農家などとの連携により、有機物の循環を高め、「環境保全循環型農業」をめざし、日々汗を流しています。


放射線量検査

今年度、問題視されている放射能問題への対策として、県による市町村単位の検査と平行して、JGAPの放射能検査プログラムに参加しております。 このプログラムに従い全圃場の線量計によるスクリーニング検査 →数値の一番高い圃場の土壌検査〈つくば分析センター〉→同一圃場の農産物検査〈つくば分析センター〉→検査結果報告書の手順で行います。


籾保管と今摺り精米

火力を使わない自然乾燥により、お米にストレスを与えず、お米の品質と食味を落とさずに乾燥することができます。 すぐに出荷しない米は籾のまま貯蔵します。籾はまけば芽が出ます。つまり生きている状態ということです。 その状態で貯蔵することにより、1年を通して品質を一定させています。 1か月に1〜2回の籾摺りを行い、その都度玄米にしていますので1年を通じての食味が安定しています。 さらに、手間を惜しまず、受注してからの精米ですので、品質も鮮度も抜群です。


株式会社 白倉ファームの一年

春起し

3月から4月にかけて、冬の間に堆肥の力で熟成された土壌にもう一度酸素を送ることで、微生物の活動が活発になり、さらに土を肥えさせてくれます。 また、粘土の強い八重原では、代掻き時の機械への負担軽減にもつながっています。


種子消毒・種まき

いよいよ今年のお米作りのスタートです。4月に入ると、10日ほどかけて種まきをするための準備が始まります。 種子消毒と催芽を済ませた種もみを土を入れた苗箱にまきます。健全な種子、安全な土、温度管理、灌水。どれも欠かせません。


 

芽だし

種まきが終わった苗箱を30度にセットされた室で2日から3日温度をかけることで2センチほどの芽が出ます。 最初に温度をかけて芽を出してやることでばらつきの少ない苗にしてやります。


 

苗伏せ・育苗

芽だしを終えた苗は苗代であるビニールハウスへと移します。 田植えまでの約35日間、赤ちゃんを育てるように、温度管理と灌水をし、元気な苗へと育てていきます。


 

畦塗り・よけ堀

4月中旬からは田んぼの水持ちを良くするために畦塗りをしたり、粘土地特有の水はけの悪さを解消するためよけ堀りを行います。 粘土は美味しいお米ができる分、手がかかります。


 

肥料散布・代掻き

粘土質のため、もともと水持ちはいいのですが、田んぼ専用の八重原用水の水量は限られているため、少しでも水持ちを良くしようと努力しています。 粗代、本代と2回にわけて代掻きをし、水もちを良くします。また、粘土質の土は落ち着くの時間がかかるため5日以上置かなければ田植えができません。


田植え

元気に育てた苗をついに田んぼに植え付けます。5月後半は毎日休みなく田植えです。 田植えの終わった田んぼを見ると、さあ、今年も大きく育てよ。っという気持ちでいっぱいになります。


 

除草機

田植え後4日に1回目の除草をします。その後は様子を見ながら1週間に1回ぐらいのペースで約5〜6回除草機をかけます。 草を退治するとともに、稲の根を切ることで新しいいい根も増やし、ガス抜きまでできてしまいます。


 

手による除草

やはり機械では完全に草を取りきることは難しいので、最終的には手で取るしかありません。


 

草刈・害虫駆除

1年の中で一番長い時間携わっている作業が草刈です。6月から9月までほぼ毎日、それぞれの田んぼで年に3回から4回草刈します。 草を刈ることで外部からの病害虫の侵入をできる限り防ぐことができます。


 

水管理

八重原『台地』といわれるだけあり、非常に水の便が悪いところでした。 それを江戸時代に蓼科山の『御泉水』からやっとの思いで引いてきた八重原用水は、今も八重原の田の生命線です。 水量が限られているため水管理には非常に気を使います。


 

生態系

おいしい米作りに適しているとともに、農薬、化学肥料の使用量が非常に少ないこの地域では、 カブトエビ、ドジョウ、タニシ、ザリガニ、イナゴ、おたまじゃくし、白鷺など多くの動植物が生息しています。 また、天然記念物であるオオルリシジミの保護のため、クララという植物を草刈時に残しています。


 

溝きり・よけ掘り

7月の炎天下に中干の際に溝きりをすることで、収穫前の水はけをよくします。 また9月の残暑の中、排水を良くするため、よけ掘りをします。それでも秋に田んぼが乾かないことがあります。それほど八重原の粘土は強いです。


収穫

いよいよお米の刈取りです。1年間じっくり丁寧に育てたお米を丁寧に刈り取ります。 稲刈りに関しては、ひどく刈取り適期を間違えない限り、粘土質の土壌のおかげで胴割れがほとんどありません。


 

火力を使わない自然乾燥

火力を使わない自然乾燥により、お米にストレスを与えず、お米の品質と食味を落とさずに乾燥することができます。


 

籾摺り

乾燥を終えたお米は籾摺りをし、玄米になります。すぐ出荷するものは玄米にし、年間を通じて出荷するお米は籾のまま保管します。


 

籾貯蔵

田んぼごとに土壌や品質に差があります。それぞれの田がその年どうだったかを把握し、田んぼごとにフレコンも分けています。 すぐに出荷しない米は籾のまま貯蔵します。籾はまけば芽が出ます。つまり生きている状態ということです。 その状態で貯蔵することにより、1年を通して品質を一定させています。


 

わらのロール

稲わらをロールし、適量持ち出すことで、夏場のガスわきを防ぐとともに、 その稲わらを堆肥の入手先の増田牧場で利用してもらい、堆肥として還元していただいています。


 

堆肥作り

年間を通じて1ヵ月に1回程度堆肥の切返しをしています。 きのこかす、稲わら、籾殻、米ぬかといった、お米の副産物をもう一度還元することで、植物の本来持っている有機物を循環させています。


 

堆肥散布・土壌改良剤散布・耕起

次の年に向けた土作りです。 一年間切り返しをした堆肥は稲わらを分解する微生物を高濃度に含んでいるため、 耕地の深層において腐植を促進することにより、保肥、保水、通気性が向上し、化学肥料の削減につながっています。 さらに、微量要素等を含む土壌改良剤も散布し、次年度のための土作りをしっかり行います。




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